超高齢化社会への移行が現実となった今、経験のない領域にて医療制度が変わろうとしている。これまで培われた医療政策とは違う次元で考えねばならぬ状況が、すでに目の前に訪れている。しかしながら、そこには、経済動向、人口比率、少子化問題、格差問題、医療提供体制・需給問題等、多くの問題が山積されている。様々な不安要素のある中で、歯科医療だけではなく医療全体に対し、我々は何を考え、何に向かって、どのように物事を進めるべきかを検討したいと思う。
今回は、「これからの社会保障政策と歯科医療の展望」のテーマにて、遠藤先生には、2025年を超えて、2035年を見据えた社会保障政策の概略と目的、さらに今後かわって行くであろう医療介護の予想される政策などを軸に基調講演いただく。続いて、上條先生に、今後かわっていく社会保障政策の中での歯科医療についてご講演いただき、さらに過去のデータから現在の状況の分析と将来に向けた政策にご提言いただく。シンポジウムにて、稲葉先生、島村先生、奈良先生より、基調講演に対してそれぞれのお立場からの考え方、明るい未来展望などを話していただき、その後、政策の一つである、財政支援制度いわゆる基金について横浜市を事例として相庭先生より報告する。その後、会場を含めた参加者により、今回のテーマにて講演された、現在政策として想定されている状況を分析し、来るべき社会状況のなかで我々歯科界が何をすべきかを検討していきたい。
日時: | 平成27年9月13日(日)13:30~16:40 |
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会場: | 東京歯科大学 水道橋校舎本館14階 |
参加費: | 無料 |
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申し込み方法: | 下記の申し込み用紙にご記入のうえ、事務局宛にFAXをお送りください。 |