平成25年12月14日(土)18時30分より,横浜市金沢区能見台の自家製洋食の店「山水」で平成25年度総会・懇親会が開催された。
総会は玉井達人支部長の挨拶に続き,来賓の杉之内俊郎神奈川県支部連合同窓会専務理事よりご挨拶を戴いた。次いで鈴木信治専務理事より庶務報告があり,敬老祝賀会員の浜野恭子先生に「喜寿の祝い」の記念品贈呈が行われた。続いて浅川仁厚生担当理事,甲田正治会計担当理事からそれぞれ会務報告が行われた。その後議案に移り,平成25年度各種報告が滞りなく可決承認された。特に今回は,永年務められた玉井支部長の任期満了に伴う次期支部長選出が行われ,現専務理事の鈴木先生が新支部長に推薦され,満場一致で承認された。
任期を2週間ほど残しているとはいえ,支部長の重責から開放された玉井先生の晴れ晴れとした笑顔がとても印象的であった。
総会後,横浜南部支部“毎度おなじみ”のミニ講演会が行われた。
今回は前年に引き続き,相談役の浜野文夫先生に「東京歯科大学123年の歴史,水道橋校舎の変遷」という演題でご講演いただいた。先生は髙山紀齋先生,血脇守之助先生以来の母校の歴史本伝は勿論,ご自身籍を置かれた解剖学教室のあゆみや本学と三崎神社との関係,広重の江戸名所百景に描かれた神田上水にかかる水道橋の歴史的・地理的考察など,まさに百花繚乱・ボリュームたっぷりの熱演をされた。さらに早くも来年度のミニ講演会に「三浦半島一周の旅」を次回予告され,「浜文」健在ぶりを大いに発揮された。
懇親会は金沢区在住のご縁で,快くご出席いただいた本部同窓会名誉会員の藥師寺仁先生の乾杯のご発声で始まり,レストラン自慢の欧風料理を堪能した。それぞれ懇親を深めたところでちょうど時間となり,山下誠副支部長の閉会の辞でお開きとなった。
(渡邊 宇一 記)