去る平成25年11月9日(土),東京地域支部連合会城西ブロック懇親会が,原宿「南国酒家迎賓館・鳳凰」において,総勢49名のご参加を得て開催されました。
今回は渋谷支部が主催として会の運営を進めました。先ず,渋谷支部副支部長関川嘉昭先生の司会により第一部:講演会が開会しました。青木栄夫渋谷支部長の挨拶に始まり,講師としてお招きした東京歯科大学水道橋病院病院長である矢島安朝教授により「インプラント医療を通して歯科医療の未来を考える」と題した講演が行われました。最近のマスコミ報道等で負のイメージをもたれてしまったインプラント治療の今後の展望について,より安心・安全なインプラント治療を目指し,インプラント治療による国民の健康増進を推し進めてゆきたい,という内容の大変貴重なお話をご講演いただきました。また,講演の冒頭では,水道橋新病院の校舎やシステムについての案内もご説明いただきました。後半は,先生の他界されたお父様の卒論と血脇守之助先生とのエピソードもお聞きしました。さらに,「現代に生きる私たち本学職員の前の壁は,歯科界のフロンティアたちの時代に比べればたいしたものではない。血脇イズムで育成された私たち後輩は,血脇フロンティアのDNA を引き継いでいるはずである。私たちは現代においても歯科界のフロンティアでなければいけない。」と力強いお話をしていただきました。
次に,第二部:懇親会が開かれました。懇親会は,講演会と隣接する宴会場で,円卓を囲みながら行われました。渋谷支部長青木栄夫先生の挨拶に始まり,ご来賓の浮地文夫東京地域支部連合会会長,矢﨑秀昭同窓会会長,髙橋哲夫東京都歯科医師会会長からお話をいただきました。今回,渋谷支部の試みとして,円卓での座席を各支部,各年代の混合としました。それにより世代や地区の垣根を越えた楽しい懇談ができ,親睦を深めることが出来ました。会の終盤には,城西ブロック各支部の出席者がそれぞれ壇にあがり,各支部の代表者により出席者全員の個性あふれる紹介が行われました。最後に次回当番支部の杉並支部長中川杉生先生のご挨拶があり,渋谷支部副支部長杉田健先生の閉会でお開きとなりました。お忙しい中たくさんの先生方にご参加いただきありがとうございました。渋谷支部一同,改めて感謝申し上げます。
(齊藤 義章 記)