12月2日(日)午後1時より,JR水戸駅南口のホテルレイクビュー水戸にて,平成24年度東京歯科大学同窓会茨城県支部「如水会」の総会・学術講演会・懇親会が,32名の同窓の先生の出席を得て開催されました。
髙野一夫幹事長の司会のもと,牧厚志副支部長の開会の辞に続き,今年度亡くなられた1名の会員(堀江伸美先生)に対し全員で黙祷を捧げました。小鹿典雄支部長の挨拶に続き,髙野幹事長による本日ご来賓の先生方3名のご紹介と,今年度の新入会員の大野朝也先生(昭和49年卒)の自己紹介の挨拶がありました。
続きまして大金 誠議長の進行のもと,大学からの来賓として公務に多忙な井出吉信学長が,本年4月より新1年生が水道橋にて勉学に励んでいる「さいかち坂校舎」の姿と,TDC ビル・水道橋病院の改修,増築工事の現状,および本学と他大学との比較についての大学近況等のご報告があり,続いて同窓会本部からの来賓として佐瀬俊之副会長が,最近の同窓会本部活動ならびに同窓会組織改革についてご報告を頂きました。
続きまして今年度の会務報告,県歯報告,県歯国保関係,県歯連盟関係の報告がされ,次に議事に移り,昨年度の決算,次年度の予算案,事業計画案の承認の後,次年度支部長・監事の改選となり,小鹿典雄先生が支部長に再任され,監事の山添雅夫先生,島田洋次先生,お二人も留任となりました。次に協議事項として,同窓会本部から依頼のあった「若手ネットワーク担当者(本県支部は3名)」の人選があり,沼田裕之先生(昭和59年卒),長岡未佐子先生(平成元年卒),そして私,田澤重伸(平成5年卒)の3名が推挙され,満場一致で決定しました。
休憩の後,学術講演会として,本学千葉病院の摂食嚥下・リハビリテーション・地域歯科診療支援科准教授石田瞭先生による「周術期医学管理でGP に求められる基本的な知識,技能について―特に摂食・嚥下の観点から―」という演題にて,平成24年度診療報酬改定の重点課題のひとつである(1)周術期における口腔機能管理と,(2)地域医療連携と在宅医療の充実の中,とかく難しく思われがちな(1)周術期における医科・歯科連携,歯科・歯科連携を通じての口腔機能管理の重要性について,地域医療連携の必要性が,これからの超高齢化社会の中で重要かつ貴重なる知識を,我々一同へ丁寧にご教授頂きました。
記念写真撮影の後,懇親会会場へ移動し,平田輝行親睦幹事司会のもと,久保木康輔先生(昭和29年卒)の乾杯発声の後,先輩後輩,和気藹々と大いに語り,大いに酌を酌み交わし,最近の会員動向として出席した皆様から1分間スピーチをそれぞれ発表し,時間の許す限り楽しい時間を過ごして,幕となりました。
最後に,井出学長のご活躍により,総会・懇親会の場で,母校への寄付の意志を表明した会員が「多数」いましたことを申し添えます。
(田澤 重伸 記)