岡山県支部/第40回在校生激励会開催

 岡山県支部の夏の恒例行事「在校生激励会」は今年で40回目を迎え,平成24年8月11日(土)に岡山市の「中華海華楼」で行われました。今回は目下夏休み中の岡山県出身の母校在校生11名中6名の学生出席があり,父兄や先輩に囲まれて楽しく賑やかに夏の夜を過ごしました。倉田庸生支部長の挨拶の後,齋藤治典顧問の乾杯で始まった宴会では最近の大学の様子を学生に聞いたり,自分達の学生時代に想いを馳せながら昔話で盛り上がるグループもあったりで,和やかな雰囲気の中で美味しい中華料理に舌鼓をうちました。この会は母校の在校生と岡山県内の先輩・父兄が一堂に会し歓談することで親交を深め,多少なりとも学生の将来役に立つような話をして相互理解出来るように,そして卒後出来るだけ郷里岡山に戻り岡山県支部の一員として活躍してもらいたいとの思いで40年前から毎年続けられています。この会に出席される父兄の中には歯科界のことには全く不案内の他業界の方も多く,歯科について熱心に教わる姿も見受けられます。第1回の在校生激励会が昭和48年8月26日に岡山市内で開催されて以来,毎回30名位の参加者で学生を温かい激励の言葉で迎える内,時には若いパワーに逆に親の方が激励される場面もあって笑いを誘います。昭和55年からは姉妹校の松本歯科大学,東北歯科大学(現奥州大学歯学部)との3校合同の激励会に発展し,お互いの在校生やOB・父兄はこの会を通じて有意義な交流を深めました。やがて各大学の卒業生も増え,それぞれに立派に一本立ちされて平成2年からはそれぞれ独自のやり方で行うことになり,現在は東歯の在校生のみの激励会に戻って行っています。なお姉妹校としての交友関係は解消したわけでなく,3校合同の学術講演会などのような形で現在も交流は末永く続いています。

(佐藤征紀 記)