静岡県支部/令和2年定時総会中止による役員会報告

 令和2年11月29日(日)16時より各診療所や自宅のパソコンを使い,Web会議による役員会が開催されました。現在コロナ禍において昨今の社会情勢を踏まえ,総会開催について執行部,副支部長および監事の先生方と慎重に検討した結果,多数の人が集まる会合はまだ感染の危険性もあり,大学及び同窓会本部から来賓の先生方を招いて開催する総会を今年中は避けるべきと判断し,11月29日に予定していた第80回定時総会を中止いたしました。
 定時総会を中止するにあたり,本来総会で行うべき『令和2年会務報告』,審議事項として『令和元年会計決算』,『令和3年事業計画』,『会計予算』及びその他の議題については,このWeb上での役員会で執り行い,その結果を支部会員の皆様にご報告するという形で進めることを事前に支部会員へ通知したうえで,Web役員会を開催する運びとなりました。
 役員会には17名が参加され,専務理事の喜田真司先生(昭60年卒)の司会進行により,副支部長の山口秀夫先生(昭56年卒)の開会の辞で始まりました。次に支部長の鳥居一也先生(昭58年卒)の挨拶の後,新役員,地区幹事長の紹介,報告事項として物故会員への弔慰,各種受章者への顕彰,令和2年会務報告や収入支出中間報告等の報告が行われました。審議事項としては,令和元年収入支出決算に関して前会計担当の赤堀仁則先生(平6年卒)からの説明と前監事の藤田雄二先生(昭57年卒)による監査報告が行われ,続いて令和3年の事業計画についての説明が鳥居支部長からあり,その中で学術担当理事の鈴木龍先生(昭58年卒)より,コロナ禍での学術講演会をWebで行うのはどうかという案が出され,Webを使う良い面と悪い面が話し合われました。令和3年予算については会計担当の島田隆光先生(平9年卒)から説明があり,令和2年の活動がほとんどなく繰越金に余裕があることから,令和3年に限って支部会費を半額にするという案が出されました。
 全ての審議事項に対して全会一致で承認され,平川彰生先生(昭56年卒)の閉会の辞で約2時間半にわたる役員会は無事終了となりました。
 今回初めてのWebを使っての会議にもかかわらず,スムーズに進行できましたが,やはり1日も早く新型コロナウイルス感染拡大が収束し同窓の皆様とも顔を突き合わせ,総会後の懇親会で直接談笑できるようになることを切に願います。

追記:9月6日に静岡県が当番県として開催予定であった東海地域支部連合会総会は中止となり,2021年9月5日(日)に延期され,当番県も引き続き静岡県が行うことが決定しております。

(平成13年卒・寺田 洋平 記)