栃木県支部/那須地区懇親会

 上記の会が令和2年2月15日(土)西那須野「割烹いとう」で3年ぶりに開催されました。会員は7人で全員集まりました。
 まず一人一人の近況報告を行い,懇親会に入りました。しばらくして余興タイム。本田先生による甘い音色のサックスで「恋のバカンス」「愛の賛歌」「虹のかなたへ」の3曲を続けて披露。いつの間に習ったんだろう。次は鈴木先生による謡曲「羽衣」を華麗に舞ってもらいました。幽玄の世界に誘うと云うのでしょうか,ゆっくりとした動作。素人考えですが,太極拳に通じるような動きでした。鈴木先生は御年…いや卒業年度からご判断下さいませ。そして矢島の漫談。ちょうど1週間前に地元婦人会で歯科講話のついでに披露した漫談です。バカ受けでした。そのときの鉄板ネタを披露したのですが,この席では全く受けませんでした。逆に突っ込まれました。トホホ。
 地元歯科医師会ではたまに会って挨拶をする程度ですが,同窓会でじっくり顔を合わせると,いろんな話題で盛り上がります。伝説の教授の話でも,何かしら皆さん記憶にあり,それでまた話が弾みます。今回趣向で残存歯自慢をしました。そしたら鈴木先生が30本。これには驚きました。一同平伏。だから丈夫で背筋がピンとしているわけですね。生きた教材とはこのことです。黒羽在住の現役歯科医の鈴木先生は, 奥の細道で,黒羽に一番長く滞在した松尾芭蕉を彷彿させるような出で立ちでした。
 3時間があっという間に過ぎ,まだまだ話し足りません。次回のお楽しみということで,すっかり締めの校歌を忘れてお開きとなりました。卒業年度が離れており一緒に釜の飯を食べたという仲間は少数ですが,知らない間に同窓の絆というのが出来ております。
 シルバー川柳に「定年で田舎戻ればまだ若手」という句があります。那須地区は33年ほど新入会員がおりません。那須地区出身の若手同窓は皆さん都会で盛業中。那須地区同窓は絶滅危惧種でワシントン条約で保護してもらいたいところです。

【出席者】
鈴木和雄(昭24),中江千万紀(昭39),本田 功(昭44),三田勇夫(昭44),小島武彦(推),大関 亮(昭49),矢島俊助(昭55) 敬称略

(昭和55年卒・矢島 俊助 記)