滋賀県支部/平成28年度 総会・講演会・懇親会「北朝鮮拉致被害者の身元を特定するには…」

 平成29年3月5日(日)午後,ボストンプラザ草津において,定時総会,講演会,懇親会が開催された。
 総会は住井正勝専務理事による司会の下,中村 忠副会長の開会の辞で始まり,校歌斉唱,物故会員への黙祷(今年度は藤居正太郎先生がお亡くなりになっている),松田康男支部長の挨拶,来賓の橋本正次副学長からは,挨拶と大学の近況をお話しいただいた。
 議長の松田康男支部長のもと,議事も粛々と進行し,全て承認された。その後報告事項が伝えられ,藤居正博前支部長への記念品の贈呈にて終了した。
 引き続き,来賓の法歯学・法人類学講座 橋本正次教授に「大規模災害犠牲者身元確認と臨床歯科医」という演題でご講演いただいた。
 身元確認における家族対応について日本人と外国人との注意すべき相違,文化の違いや北朝鮮拉致被害者,金 正男氏特定に関する話など非常に興味深い内容であった。
 懇親会は瑞宝双光章を受章された髙橋義弘先生へのお祝い贈呈の後,最長老の石田喜之先生の乾杯で始まり,和やかな雰囲気の中,交流を深めることができた。
 最後に故 島野達也先生が学生時代作詞された東京歯科大学予科逍遙歌「夕日は沈み」を皆で歌い,中村 忠副支部長の来年もまたお会いしましょうという挨拶で散会となった。

(昭和57年卒・髙田 克重 記)