愛知県支部/令和2年度 愛知県同窓会総会

 新型コロナウイルス感染症が再度の拡がりを見せている令和2年11月29日(日),名鉄グランドホテルにて,ご来賓として東京歯科大学同窓会澁谷國男会長及び小枝義典専務理事にご臨席戴き,標記総会が開催されました。
 小関健司専務理事の司会のもと,鈴木祥夫副会長の開会の辞に続いて橋本雅範会長の挨拶がありました。橋本会長は挨拶の中で慶應義塾大学との統合についての突然の知らせについて,創立130周年を迎えた東京歯科大学が今後も末長く続いていくだろうと思っていた矢先,このような統合の話が持ち上がり,正直寂しい思いをしているが,東京歯科大学の伝統をしっかり継承して,良い方向に進めて頂きたいとの思いを述べられました。
ご来賓の澁谷國男会長から大学の現況,慶應義塾大学と東京歯科大学の統合について含め,ご挨拶をいただきました。
 続いて小枝義典専務理事からは,令和2年度の会務報告として,同窓会の現況,事業運営現況,執行部の現状について今年度はコロナの影響もあり,事業・会議・セミナーにおいてWebでの対応が大いに活用され,同窓会活動がされたことの報告がありました。また,今後も,各支部・クラス等への情報提供として,メールやWebによる情報発信を続けるために模索しているとのことです。さらには,新型コロナウイルス感染症対策特別支部助成金について,会費の15%をほぼ全支部に送金していることの報告がありました。その他,会費未納者への対応,名簿の発行について,評議員会報告,大学への支援,最後に令和3年度からの会報送付について報告がありました。最後に統合後は東京歯科大学の精神を繋いでいくのは同窓会しかないので,同窓の気持ちを引き締めて次の世代に引き継いでいきたいとの思いを述べられました。
 続いて,昭和46年卒の山田有議長の下,各部報告,外部会議報告等が各常任理事より滞りなく行われ,その後,監査報告,議事,協議が行われました。
 特に議事では橋本会長より激甚災害への対応の件,小関専務理事より同窓会員へのLINEによる情報提供の件が上程され,いずれも可決承認されました。
 最後に表彰として日本公衆衛生協会会長表彰・公衆衛生事業功労として鈴木祥夫先生,愛知県知事表彰・公衆衛生関係功労として長谷部雅志先生の表彰の報告があり,同窓会でも表彰をお祝いしました。
 今回はとても寂しい限りではありますが,コロナの再度流行もあり,会員記念写真撮影,記念講演会及び懇親会については見合わされ,閉会の辞として長谷部雅志副会長より挨拶があり,無事終了となりました。

(平成9年卒・井上 敬介 記)