巻頭言/より強い会員との連携と母校への支援

会長 澁谷國男
会長
澁谷國男

(東京歯科大学同窓会会報 平成31年2月号/第415号より)

 このたび矢﨑会長のご逝去にともない,会長職をおあずかりすることとなりました。
 もとより矢﨑会長に及ぶべくもありませんが理事者のご協力を得,この一年全力で会務を執行してまいります。同窓の先生方におかれましてはより一層のご支援,ご協力をお願い申し上げます。
 矢﨑執行部発足以来「より強い会員との連携と母校への支援」をテーマに一歩一歩着実にそれぞれの課題に取りくんでまいりました。しかし,支部未加入対策においては,なかなかその成果をみいだせないのが現状です。特に都市部においてその傾向は顕著です。大学の協力を戴き,学生や研修医の時から,同窓会や歯科医師会活動の社会的意義とその重要性について講義等でお話ししていただいておりますが,1/4以上の会員の方々が支部未加入となっております。地域に開業した同窓お一人おひとりにお声をかけていただくようお願い申し上げます。この問題は同窓会財政にも大きく影響してまいります。又,平成22年9月より始まりました,母校の移転事業にともなう支援活動です。当初5億円を目標にはじまりました。同窓の多くのご協力によりご寄附を集めることができました。現在,母校整備事業としてこの事業は継続しておりますが会員の1/3ほどの先生方のご協力にとどまっております。この一年一人でも多くの先生方のご協力をお願いし,その目標に少しでも近づくよう願っております。
 矢﨑執行部の集大成,我々執行部一丸となって会務を遂行してまいります。会員皆さまの同窓会へのさらなるご支援,ご協力を心からお願い申し上げます。