千葉県支部/平成30年度 学術社保講習会・定時総会・懇親会開催

 12月2日(日)午後2時より京成ホテルミラマーレにて平成30年度 学術社保講習会・定時総会・懇親会が行われました。当日は58名の先生方が出席され,来賓として白須賀貴樹衆議院議員,大学からは片倉 朗先生,市川総合病院から野村武史先生,本部同窓会から髙品和哉先生に参加して頂きました。
 平田千恵幹事長の司会のもと木俣 茂会長の開会挨拶から始まり学術社保講習会では老年歯科補綴学講座准教授である上田貴之先生と国保審査委員長・社保審査委員である竹内 将先生に「保険治療における口腔機能低下症の診断と管理」という演題で話をして頂きました。まず上田先生からは最初に口腔機能低下症の定義と診断基準また精密検査の7つの項目について,さらにその管理については,何を食べられるか,何を食べているか,また目標の設定などこと細かく説明して頂きました。次に竹内先生からは,千葉県の8020・健康寿命延伸事業について,口腔機能管理加算(口機能)について施設基準のことやカルテの記載,管理計画書の提出,レセプト「摘要」欄に記載する傷病名によるイ・ロ・ハ等の話をして頂き,同窓会ならではの雰囲気で講習会は終わりました。
 定時総会では,冒頭に物故会員11名の先生方に黙祷をささげ弔意を表しました。また新入会の三宅新一郎先生(H3年卒),山本雄輔先生(H22年卒)が紹介されました。
 来賓の挨拶では,白須賀衆議院議員は今後の日本における外国人労働者の受け入れの拡大について話をされ,片倉先生からは完成した水道橋校舎での充実した教育とともに他職種,海外との交流を発展させていくこと,市川総合病院と千葉歯科医療センターの今後の方針について説明がありました。野村先生からは市川総合病院では電子カルテの導入も落ち着き,今後は災害拠点病院としての整備が必要であるとのことでした。同窓会本部の髙品先生からは今年から変更されている会則の確認と会費納入の時期について切実なお願いなどがありました。
 続いて議長に川野壽彦先生,副議長には山崎源人先生が選出され,次第に則り進められ,議事は7案件が上程され慎重審議の結果,すべて原案通り可決確定しました。協議では,年会費の値上げ,会員資格について様々なご意見を頂きました。
 懇親会は尾上匡史副幹事長の司会のもと旭日双光章を受章された北總征男先生,厚生労働大臣表彰の内山 茂先生らの挨拶から,宮下恒太先生の挨拶,乾杯のご発声で宴が始まりました。時間が経つのを忘れ,和やかな雰囲気のなか会は進められ,至福のひとときとなりました。

(平成7年卒・河原 俊朗 記)