愛知県支部/平成30年度 東京歯科大学愛知県同窓会総会

 12月2日(日)名鉄グランドホテルにて,ご来賓として東京歯科大学クラウン・ブリッジ補綴学講座佐藤 亨教授,同窓会本部より佐々木眞澄常任理事,日本歯科医師連盟渡邉正臣副会長,愛知県歯科医師会内堀典保会長,愛知県歯科医師連盟池山正仁理事長にご臨席戴き,標記総会が盛大に開催された。
 小関健司専務理事の司会のもと,長谷部雅志副会長の開会の辞,橋本雅範会長の挨拶では本部同窓会矢﨑秀昭会長の急なご逝去の報告があったほか,来年は会員間の親睦を深めるため岐阜の長良川にて泊りがけの懇親会を企画しているとのことであった。
 佐藤 亨教授からは「大学の近況」と題して各学年の学生の状況,現在の国家試験の状況,千葉病院の現状および創立130周年記念行事について説明があり,佐々木眞澄同窓会常任理事からは,会務報告の詳細な説明があった。続いて昭和46年卒の山田 有議長の下,各部報告,外部会議報告,本部会費変更に伴い支部会費並びに引き落とし月の変更等の報告が行われた。上程された議案はすべて承認され,未入会同窓生への対応について協議され,無事総会は終了した。
 特別講演会は愛知県歯科医師連盟役員も同席し,「今後歯科界はどうなる?~明るくなるのか,厳しいままなのか~」という演題で昭和60年卒の島村 大参議院議員(神奈川選挙区)から講演が行われた。これからの日本の歯科界を担っていく議員であると渡邉正臣日歯連盟副会長からの力強い挨拶から始まった。6月になると「骨太の方針」が出るが,そこに歯科の文言が入るか入らないかを一喜一憂している。今後歯科界が明るくなるよう,皆さんも一緒に頑張って頂きたいとの熱いメッセージで締めくくった。
 次に記念講演会では,「メディアの“持続可能性”~最新ニュースの分析と放送『なぜ』に迫る~」という演題で,現在,地元のテレビ番組で活躍しているCBC特別解説委員の石塚元章氏に講演頂いた。硬いニュースを分かり易く解説する事をモットーにしており,地元ニュースをしっかりと伝え,地元の人が知りたいニュースを地元の人に伝えることを行っている。持続可能性は今の時代のテーマだと思っている等の講演があった。
 最後に懇親会が行われ,来賓として愛知県歯科医師会内堀典保会長と愛知県歯科医師連盟池山正仁理事長にご挨拶を戴いた。乾杯の発声は毎年恒例で橋本京一先生がされていたが,本年度3月4日に95歳を持ってご逝去され,残念でならない。橋本京一先生のご生前の元気なお姿を思い浮かべながら,同窓としてその思いを皆で受け継いでいきたいと感じた。アトラクションとして瑞穂区で開業されている勝瀬佐和子先生と小関健司専務がピアノをつとめるVocal+Piano DUO(DEARs)の素晴らしい演奏があり,懇親を深めた酒宴の締めは全員で校歌を斉唱し,無事お開きとなった。

(平成9年卒・井上 敬介 記)