群馬県支部/平成29年度総会・学術講演会

 平成29年度の群馬県同窓会総会・学術講演会は,7月1日(土)に群馬が誇る名湯の一つである伊香保温で創業400年を誇る老舗旅館「福一」でおこなわれた。
例年は暑い晴れた日であるが,天候不順からか?珍しく今年は雨の日となってしまった。
総会は物故会員に対しての黙祷の後,本部報告として髙橋潤一常任理事から熊本地震での救済の報告と支部入会者が減少傾向にあり引き続き活動を行っていく事,そして共済制度の見直しなどについて報告があった。その後,長澤宥先生を議長として選出し,平成28年度の事業報告ならびに一般会計収支決算と一緒に関東地域支部連合会総会の収支決算の承認がされた。また原会長より会計期間と役員の交代時期の変更についての具申があった。
講演会は,東京歯科大学歯内療法学講座古澤成博教授をお招きして「難治性根尖性歯周炎の原因とその対処法」という演題でお話をしていただいた。根幹治療を成功に導くためには,最初の根管治療とラバーダムなどの感染予防が重要であると語られていた。そしてイスムスを確実に除去する事と上顎大臼歯のMB2の存在を認識する。
学生時代から苦手?上手くならない?と思っていた根管治療であったが,古澤教授のお話をお聞きして,目から鱗で苦手意識が払拭され,早く根管治療をしてみたいと思ってしまった。
講演会の後は,伊香保温泉の茶褐色の名湯「黄金の湯」を堪能し,懇親会へと移っていた。懇親会では前県歯会長の川越文雄先生の80歳を超えているとは思えない声の張りのある乾杯の音頭と大杯を飲み干すお姿で開始され,私たち若輩者もそのお姿に刺激され,例年以上に盛り上がりそれぞれが懇親を深め,深夜まで明日の群馬県や日本の歯科界の将来について世代を超え語り合いながら楽しい一夜を過ごした。
翌朝は雨もあがり,高原の爽やかさが伊香保温泉に戻っていた。

(平成1年卒・片野 勝司 記)