神奈川県支部連合同窓会/平成26年度評議員会・定時総会・ 研修会・懇親会開催

 12月7日(日)午後2時よりローズホテル横浜において平成26年度評議員会・定時総会・研修会ならびに懇親会が開催された。
 評議員会冒頭,杉山紀子会長が「今回総会を廃止するため,会則から『総会』という文言をすべて削除するための議案を上程させていただいた。よろしくご審議いただきたい」と挨拶された。
 ついで佐藤秀夫評議員会会長が議長として登壇され,各種報告のなかで,今年度逝去された会員のご冥福を祈り全員で黙祷を捧げた。
 議事では,「総会に係る会則改正の承認を求める件」に対して会場から,総会廃止に伴う一般会員の評議員会傍聴の件について会員の発言の場を求める声が多くあった。また今後最高の議決機関となる評議員会の成立要件について,慎重な検討を求める要望も出された。議事は慎重審議の上すべて可決承認された。
 定時総会は,杉山会長の「これが最後の総会になるであろうが総会を廃止することによって本会の執行に支障が生じないようにする。また島村 大参議院議員に対して同窓だからこそできる支援を引き続き行う」との挨拶で始まり,ご来賓の本部同窓会浮地文夫副会長,水野嘉夫理事長,そして大山萬夫東京歯科大学同窓会島村大後援会会長からそれぞれご挨拶いただいた。
 次いで各担当常務理事より諸報告が行われ,すべての議案は採決の結果賛成多数で可決承認され,本会最後の総会は滞りなく終了した。
 続いての研修会は千葉県歯科医師連盟会長砂川稔先生をお招きし,「歯科が日本を救う~歯いずる国,日本~を目指して」という題でご講演いただいた。先生は国政の場で大活躍する島村大参議院議員の様子を生々しく語られ,「2018年に行われる医療,介護,医療計画の3者同時改訂こそ将来の歯科医療制度の方向性を決する絶好のチャンスである」と述べられた。
 研修会終了後,金子譲前理事長を始め多数のご来賓をお招きし,盛大に懇親会が開催された。山下正雄相談役の「皆さんも是非米寿までは長生きしていただきたい」と出席者を激励され,声高らかなる乾杯のご発声で開宴した。宴途中で敬老祝賀会員への記念品贈呈が行われ,米寿を迎えられた渋谷利雄先生から,かつて海軍の特攻隊員として戦闘機に搭乗していたころの懐かしい思い出話を伺うことができた。また昨秋瑞宝双光章の叙勲の栄に浴した中村佳晃先生は,皇居での親授式の際,間近に天皇陛下に接せられた感激を目を輝かせて語られた。和気藹々のなか時は過ぎ,西山 潔会計担当常務理事のタクトで校歌を斉唱し閉会した。

(広報 渡邊 宇一 記)/p>