2015 TDCアカデミア 臨床セミナー/補綴セミナー
「明日から取り組めるコーヌスクローネ」(2015年9月12日(土)・13日(日)、2日間)

2015 TDC アカデミア 臨床セミナー

補綴セミナー


 コーヌスクローネ義歯を臨床に取り入れたいという思いはあるものの、複雑な治療ステップの上に体系的に学ぶ機会がなかったため、なかなか着手できない方は多いかも知れません。本セミナーでは、欠損歯列におけるその適応、実際の製作、装着、調整にいたるまでの手順について解説いたします。製作過程中に生じやすい誤差や不適合への対応など、臨床に則した形でお伝えいたします。実習では、クラスプ義歯からテンポラリーコーヌス義歯への移行や支台歯形成、印象採得が修得できるよう学んでいただきます。また、装着後のトラブルとその対処方法についてもお教えいたします。
 明日からの臨床に応用できるようになるよう、コーヌスクローネ義歯について理解が深まるコースです。

臨床セミナー 補綴セミナー
明日から取り組めるコーヌスクローネ
講師:

宮地 建夫

  • 東京歯科大学卒
  • 歯科診療室新宿NS 顧問
  • 東京歯科大学臨床教授
  • 日本補綴歯科学会 理事
  • 東京歯科大学同窓会 副会長
講師:

藤関 雅嗣

  • 東京歯科大学卒
  • 東京都千代田区開業
  • 東京歯科大学非常勤講師
  • 日本補綴歯科学会指導医 専門医
  • 日本口腔インプラント学会専門医
  • 日本顎咬合学会 認定医
  • スタディグループ救歯会
講師:

野嶋 昌彦

  • 東京歯科大学卒
  • 東京都千代田区開業
  • 東京歯科大学非常勤講師
  • スタディグループ救歯会
講師:

鷹岡 竜一

  • 日本大学歯学部卒
  • 東京都港区開業
  • スタディグループ火曜会
日時: 2015年
9月12日(土) 13:00 ~ 18:00
9月13日(日) 9:00 ~ 16:00
場所: 東京歯科大学 水道橋校舎新館8F
定員: 30名
受講料: 10万円 / 8万円(前年度同窓会費納入者)

講演

  • コーヌスクローネの意義
  • 欠損歯列とその適応症
  • コーヌス義歯の製作ステップ
  • 症例提示と長期経過
  • トラブルシューティング

実習

  • クラスプ義歯からテンポラリー義歯への移行
  • サベイヤーを利用した支台歯形成
  • 個歯トレーの作製、印象採得

 コーヌスクローネやコーヌス二重冠、コーヌスデンチャー等といったフレーズは聞いたことがある、あるいは書籍などで見たことがある、といった若い先生は多いはずです。そして症例報告から長期的に安定した良好な経過が見て取れる反面、日常臨床では他院で装着された、コーヌス義歯内冠脱離、コーヌス支台歯破折、といったトラブルに遭遇してその対応に苦慮された方も多いと思います。本セミナーでは、多様な病態像を示す欠損歯列において、どんな症例がコーヌスの適応症となるのか、欠損歯列の読み方を通して解説致します。
 また実際の製作方法とラボとの連携について、義歯の作り方を欠損補綴としてステップバイステップで解説致します。さらに実際の症例報告として、歯周疾患症例における歯周補綴としてのコーヌスデンチャーの威力、さらに長期経過とインプラントのコラボレーション等についてお話し致します。一日半のセミナー時間の中で、レクチャー、実習、受講者によるディスカッションなどの手法を用いて、参加された先生方に情報を整理してコーヌスデンチャーを正しく理解して頂き、明日の臨床においてコーヌスデンチャーが応用出来るようになることを目指します。
(Masatsugu Fujiseki)


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