八十二期会(昭和52年卒)/同期会開催

 平成24年11月3日,4日,八十二期会同期会が開催されました。3日はさいかち坂新校舎にて校舎見学,井出学長による母校状況説明,総会,同期の大川延也君による学術講演が行なわれました。井出学長には本学同窓会評議員会,地方出張の間の多忙な時間にご臨席いただいて深く感謝します。井出学長より「東歯大卒業」ということを歯科医仲間では胸を張って言えるというご発言もありましたが,皆同感であるという顔をしていました。大川君には高齢者の摂食障害治療についての話をしてもらいました。歯科医としての勉強だけでなく,もうすぐ治療を受ける立場になるので皆真剣に講演を聞いていました。その後場所をザ・プリンスパークタワー東京に移して懇親会を行ないました。来年3月には全員が還暦を迎えることとなりましたので還暦を祝う会を兼ねて懇親会を行ないました。学年副主任だった細川伊平先生には毎会出席していただきありがたく思っております。昨年の地震の被災者の吉川道雄君,佐藤和則君も元気に出席していただきうれしく思いました。両名には辛い記憶とは思いますが,地震時の状況について話をしてもらいました。地震津波の恐ろしさを強く感じましたが,出席できなかった同期被災者も人的被害がなかったのが不幸中の幸いでした。恒例ではホテルの写真室で集合写真を撮ることになっていましたが,寄る年波には勝てずハッキリ写るとあとで自分の姿にがっかりする,という声が多くありましたので,今回は宴会場にて素人による集合写真となりました。宴会後は同ホテルのカラオケルームで深夜0時の閉店まで楽しい夜を過ごすことができました。日頃の修練のたまもので,歌う人歌う人皆さん上手でびっくりしました。

 4日は思い出の進学課程校舎跡地,市川駅,菅野駅付近を散策しました。学部進学以来40年ぶりという方もいました。市川付近は僅かな痕跡しかありませんでしたが楽しい青春時代を思い出し,りっぱな市川総合病院を見学できて大満足でした。その後東京スカイツリー,浅草観光を行ないました。各幹事がそれぞれの持場で全力をつくしてくれたことに感謝します。次回同期会は北海道で柴田考典君,吉川克己君の幹事で行なうことになりました。楽しみなことです。

(小谷 隆一 記)